年が明けて2017年になりますが、今年の春から入社をする学生さんたちは最後の学生生活&休みを満喫はしつつも入社後の自分が気になるのではないでしょうか。
今回は自分の経験や友人や先輩・後輩の話を参考にしつつ、新卒1年目の時に知っておいたら得する情報をまとめてみました。
基本的な考え方
まず、基本的な考え方ですが学生生活と社会人生活は大きく考え方や行動の取り方が変わるということを改めて意識すると良いと思います。そんなことはわかってますよと思うかもしれませんが、学生の時には通用していたことが通用しない、逆に学生の時には評価されなかったりうまくいかなかったことが社会人ではうまくいく、というケースもあります。
変わるというのは、良いこともあれば悪いこともあってそれをうまく活用できるかどうかは入った会社とあなたの性格や行動指針で変化してきます。
意外と出たとこ勝負の方が良い
ベストセラーにもなった「入社1年目の教科書」(入社1年目の教科書【電子書籍】[ 岩瀬大輔 ])では、「50点で構わないから早く出す」という方法論が紹介されています。
この50点は手抜きでもいいから出せということではなく、自分の知っている狭い経験や知識で試行錯誤するよりかは先輩や上司に駄目出しやアドバイスを受けてから動いた方が効率的であり、結果良いものが残せるという考え方です。
この50点というのが実際仕事をやってみると難しいところではあるのですが、自分の中で不確定要素をしっかり列挙した上でそこを潰す作業を意識すると良いかもしれませんね。
ただ、何でもかんでも聞くのはもちろんご法度です。
わからない場合は、Google検索→社内wiki(あれば)→先輩 の順で聞くと良いと思います。
エビデンスを残す
社内外に問わず、エビデンスを残すことを心がけましょう。
5W1Hを意識して、紙でもいいですしメールでも構わないのでエビデンスを残しましょう。
急ぎや大切な用事は口頭や電話で話するのが良いですが、備忘録としてメールを残すことが大切です。
その方が自分の中にも腹落ちしますし、トラブルを未然に防ぐこともできます。
恋愛・結婚
新卒1年目での恋愛は学生時代からの関係を継続している人と、新しく社内での出会いや紹介やコンパで知り合った方との新しい恋愛というパターンに分けられると思います。
環境が今までと大きく変わりますので、学生時代から付き合っていたカップルが破綻するケースは少なくはないようです。
また新しい出会いに関してですが、学生時代に比べると出会いの数はガクッと下がります。また、男女ともに今までは経済的な条件やステータスをそこまで気にしなかった人も社会人になってから気にする人も多くなることが多い傾向があります。
また、新卒1年目での結婚については金銭的な面についても不安視はされるものの、会社や周りからは好評価を得られることも多いようです。
当人たちがしっかり信頼関係ができていて、考えがあれば全く問題ないですよね。
ただ、相手との関係性や自分のことをないがしろにして、とりあえず結婚するという考え方はもちろんやめた方が良いと思います。社会人1年目は、環境が変わり余裕がない可能性も高いのでその辺りは自分の性格や相手の立場・環境をよく考えた上で判断しましょう。(新卒1年目に限らずではあると思いますが、、)
副業
そもそも会社によっては副業禁止となっているところが日本ではまだまだ多いのが実態ですが、自分が勤めてお給料をいただく以外にも、お金を稼ぐ方法を考えることは会社で働くにしても独立するにしても、専業主夫・主婦になるにしても大切なことです。
副業を意識する上で、オススメしたいのは余った時間でも小遣いを稼ぐという考え方ではなく、どうしたらお金を得ることができるのかという発想と運用を考えることにあると思います。
したがって、バイトをやるというのはあまりオススメしません。おそらく主業の方が時給がいいでしょうし、基本的に会社のお給料というのは休日しっかり休むことを踏まえた上でのお金が支払われています。(参考:松浦弥太郎の仕事術【電子書籍】[ 松浦弥太郎 ])
それを踏まえた上でも副業を何かやってみることは早ければ早いほど良いと思います。先輩や友人から副業を教わるにしても、自分が何か手をつけているかいないかで聞きやすさや相手へのメリットも大きく変わってきますのでまずはネットでも調べてみましょう。
株やFXも良いと思いますし、インターネットでの副業なら、A8.net
などのアフィリエイトも良いと思います。
退職・転職
3年は働けというのが一般的に言われてきてはいますが、近年では1-2年でも社会人経験があればそこまで大きく変わらないというようにも言われています。実際、自分も新卒で入った会社で2年働いたくらいで転職活動をしてみましたが、面接や人事の方の反応はそういった印象でした。
ただ、退職に関しては慎重に考えるべきだと思います。心身ともにギリギリであるならば退職を勧めますが、ただ面倒くさい、なんとなくイヤだというのであれば退職はもってのほかです。次の職を見つけるにしてもなぜ退職したのかと理由は問われますし、自分や信頼の置ける周りの方とよく相談した上で決断しましょう。
ただ、病院に行った際に身体か心に大きな問題が生じるようであれば退職をいち早くすることをお勧めします。自分の友人で退職を最終的に決めた要因はやはりそこが多かったです。